Friday, July 26, 2013

DREAM





People can say of me what they will.

But the fact remains that no one knows

 what makes me tick like I do.

By Ryoma








幼稚園のとき、お遊戯会でお姫様役をやりたかった。
女の子が沢山手を挙げたので
何故だか迷わずに大将役に立候補したのを思い出した。
敵方の大将の配役はじゃんけんで決まって、負けた女の子が号泣してたっけ。
おいおい、そんなに泣くなよ。私の立候補否定をしなさんなよ。
幼心にそう思っていた。

ミュージカル仕立てのそのお遊戯は先生のセンスも抜群でとても評判だった。
王冠をかぶりマントをひるがえし、ピカピカの剣を自慢げに振り回したっけ。

それでも本当はお姫様役がやりたかったから、
お家ではお姫様の台詞を何度も何度も練習してたんですけど。って母にいったら、
大将も堂々としていてほめられたけど、お姫様もちゃんと演じてたのねって笑ってた。

龍馬のように生きたいと思いつつ、美しく姫でもありたいと願う私。
もしかしたらあのお遊戯会は私の生き方そのもの?
真剣に自分の心と向き合ううちに
ふと幼いころにタイムスリップしてしまった。

natsuko






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